自分のためでなく相手のために話を聴く意志を持つこと

スポンサーリンク

この記事をシェアする

f:id:branchchannel01:20180211132017j:plain

 

 

どうも!ぶらちゃん(@branchchannel01)です。

 

 

先日、会社の研修で「記憶のメカニズム」について学びながら、改めて相手の話をきちんと聴くことの大切さを知りました。

 

実は当たり前のようで、全然できていないことに気付かされました。

 

 

記憶のメカニズムについて

 

記憶にはいくつかの分類方法と記憶の持続時間があります。

 

(1)意味記憶:言葉の意味や世界の有り様についての記憶です。例えば、辞書に載っているような「医者とは病人を治し、病気を予見し、病気をなくすことに生涯を傾ける人」といったような、言葉や事柄の意味を説明する記憶です。

 

(2)エピソード記憶:体験や出来事についての記憶です。「去年盲腸で入院して手術をしたけど、痛くてたまらなかった」などという記憶や思い出のことです。

 

(3)手続き記憶:物事を行うときの手順についての記憶です。 職場までの道順を、無意識に毎日繰り返しているといった、身体で覚え身体で表現するような記憶です。

 

(4)陳述記憶:言葉で表現できる記憶です。職場まで初めて来る人に、道順を説明するときの記憶です。いつも自分では無意識に行っていることでも、いざ人に説明するとなると存外、難しいものです。

 

超短期記憶・短期記憶・長期記憶

 

(1)超短期記憶:感覚情報貯蔵とも呼ばれ、一瞬、感覚器官に保持される記憶です。視覚では1秒弱、聴覚では約4秒間保持されます。保持される情報はかなり多く、テレビや映画の映像や会話などを連続して認識できるのはこれによります。

 

(2)短期記憶;約20秒間保持される記憶です。数で言うと5~9桁の情報を保持できます。電話番号を、その場でそらで覚えたりするのがこれです。意識や注意によって、脳の中で超短期記憶から短期記憶に記憶が転送されますが、短期記憶の容量は小さいので、転送の際にかなりの記憶が棄却されます。また、言語的記憶は音声的な形態に変換されることがあります。つまり、文字で書かれた言葉の記憶が、音として聞こえる言葉の記憶に変換されます。

 

(3)長期記憶:これ以上の時間、脳内に残る記憶を言います。例えば、初対面の人に名前を聞いても、印象に残らない限りすぐに忘れてしまいます。これに対して、大事な人の名前はしっかりと頭に刻み込まれ、記憶として長期間保持されます。これが長期記憶です。短期記憶としてインプットされた情報が、何度か繰り返されることで長期記憶として定着していくのです。

 

引用:「一般財団法人海外邦人医療基金http://www.jomf.or.jp/html/childcare_pdf/10.pdf

 

記憶は意外とあいまい

 

僕らのように若い方でも記憶があいまいなことがあります。

 

「1週間前の夕食は何を食べましたか?」

 

なかなか答えられる人はいないんじゃないでしょうか。

 

高齢になってくるとますます記憶の定着が難しくなります。

 

よく。「おばあちゃんが何回も同じ話をしてくるんだよね」と聞くことがありますが、同じ話をするのも記憶が関係しています。

 

人は忘れる生き物ですから、忘れたから悪いのではなく、人は忘れるものだと割り切ることです。

 

そして、同じ話をする相手に対していらいらしないように、「記憶というのは意外とあいまいなんだな」と留めておくだけでも違います。

 

認知症の方へのケア

 

誰だって話をしている途中で、話を遮られたら嫌な思いをします。

 

忙しさを理由に話を流してしまったり、話を聴く姿勢になっていないことがあるんじゃないかと、記憶のメカニズムを通して振り返ることができたのは大きいです。

 

認知症だからといって、無理にどうこうしようとすれば、ますます状況を悪化させるだけです。

 

認知症の方との意思の疎通は正直、大変です。

 

関係づくりをしようとしても僕のことを忘れていることが多いんです。

 

認知症の方に対してもですが、やはり寄り添ってしっかりと相手の目を見て、話を聴くことが大事なケアだと思います。

 

自分が聴きたいからではなく相手のために聴く意志を持つ

 

介護の現場に限らずだと思いますが、お互いが相手の話を聴こうとしなければ会話は成立しません。

 

ただ話を聞くというのは、自分の興味や関心だけで相手の話を聞いているので、相手のことを聴くという意志がなく、相手のためになっていません。

 

そんな人に自分の話をしたいとは思いませんよね。

 

同じ聞くでも聴くというのは、相手のために聴く意志が含まれています。

 

この人は自分のために話を聴いてくれているとわかれば、人はその人に対して話がしたくなるものです。

 

 

相手を自分の興味や関心を満たすための手段にしないことです。

 

僕は介護の現場で働いています

 

介護の現場に勤めて4年が経ちます。

 

仕事を探している時に祖母から「あんたは優しいし向いてるんじゃないのかい」と行ってもらえたのを機に、未経験でも可能ということで再就職しました。

 

それまで介護の現場で働いたこともなく勉強すらしたこともありません。

 

介護の現場はきつい・きたない・きけんと言われていますが、僕もそう思っていました。

 

もしかしたら「大変なところに来てしまったなー」というのが最初の印象でした。

 

大変さもあるが喜びも大きい

 

 

他にも

「あんたに会いに来た」

「身体が楽になったよ」

「いつもいつもありがとうねー」

 

感謝の言葉を聞くと嬉しく大変なことはもちろんありますが、喜んだ姿を見るとやって良かったなと思います。

 

利用者さんはみな人生の先輩方なので、いろいろと話を聴くうえでためになることもたくさんあり勉強になることも多いです。

 

ただ意思の疎通がうまくいかないことも多々あるので、利用者さんとの関係づくりは大変です。

 

自分と出会う人に寄り添いたい

 

僕はこの業界で働いて、大変なこともたくさん経験したけど、出会いを大切にしたいなと思うようになりました。

 

常に人と関わりを持つ現場で僕の言葉一つで思わぬ方向に行くこともあります。

 

言葉を伝える時にはわかりやすく、そしてきちんと目を見て話をしようと心がけています。

 

今はSNSが流行してネットでなんでも完結できる時代です。

 

だからこそ直接人とかかわり合う仕事をして、出会いもそうだしこのブログを通じて人に寄り添える人になりたいと思っています。